習熟度別「松竹梅」で研修

毎日JP:クローズアップ2013:ネット選挙、参院選で解禁へ 発信強化へ各党躍起
http://mainichi.jp/opinion/news/20130412ddm003010049000c.html
全文引用。

インターネットを使った選挙運動を夏の参院選で解禁する公職選挙法改正案は11日、衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で全会一致で可決された。12日に衆院を通過し、月内に成立する。選挙期間中もネットを使った候補者と有権者の対話が可能となり、判断材料が増えると期待されている。各党は候補者向けの講習会や、候補者の名前を偽る「なりすまし」を防ぐ本人認証の導入など対応を急ぐが、有権者のメール利用解禁は見送られた。


 ・著名ブロガー擁立検討

 ・習熟度別「松竹梅」で研修

 ・選挙事務所に最高情報責任者


 改正案は公示・告示後に政党や候補者、有権者が交流サイト「フェイスブック(FB)」などを含むホームページ(HP)を使い、投票呼び掛けなどの選挙運動を行うことを解禁する。一方で、広告は政党に限り認め、メール送信も政党と候補者のみに限られる。党の取り組みがネット選挙の成果に直結しかねないだけに、各党とも力が入る。

 「他党の追随を許さないぐらい先に行こう!」。今回のネット解禁を主導した自民党では、小池百合子広報本部長らを中心に態勢作りが進む。ネットを通じ、高支持率を維持する安倍内閣の人気を参院選に反映させる狙いがある。

 安倍晋三首相はたびたびFBで発信し、9日には参院山口補選に合わせた「お国入り」の日程を掲載した。関心の高さを示す「いいね!」は7000件超になった。参院選でも遊説やテレビ出演の予定をFBで配信する予定で、首相周辺は「関心のある人にはどんどん拡散する。かなり有利になる」とそろばんをはじく。

 またネット上で知名度の高い人材を参院選比例代表で追加擁立することも検討しており、ブロガーとして著名な評論家らも浮上している。党幹部は「得票全体の底上げにつながるはずだ」と期待感を示す。

 日本維新の会橋下徹共同代表(大阪市長)の発信力に期待を寄せる。橋下氏のツイッターのフォロワー(読者)は3月末に100万人を突破した。地方組織の足腰の弱さが課題となっているだけに、党の選挙件戦のけん引役と位置づける。

 ただ、首相や橋下氏のように解禁を歓迎している政治家ばかりではない。改正案ではホームページ上に中傷文書があればプロバイダー(接続業者)は候補者らの要請に応じて2日後に削除する。それでも「(ネット上で批判が集中する)炎上被害が出ればひとたまりもない」(自民党のベテラン参院議員)と尻込みする議員も多い。

新聞本紙には「ある党はパソコン習熟度別に『松竹梅』で研修を行う。せめて梅まではと必死」と書いてあった。
こういうとき呼ばれる講師はどんな人なんだろう。