Excel2010の保護いろいろ(MOS)

Excel2010には、改変を防いだり見られたくないところを見せないようにする方法がいろいろある。

  • ワークシートの保護:シートが編集できないようにする。
    • 校閲」タブ→「変更」G→「シートの保護」
    • 備考:この「シートの保護」の際、設定前に「セルのロックを解除」としたセルはすぐ編集可能となる。
  • 範囲の編集を許可:おなじくシートが編集できないようにするのだが、特定のセルを編集可能にするパスワードを設定する。
    • 校閲」タブ→「変更」G→「範囲の編集を許可」
  • ブックの保護:ワークシートの構成やウィンドウのサイズを変更できなくなる。
  • 読み取り・書き込みにパスワードを設定する
    • 「名前をつけて保存」→「ツール」→「全般オプション」
  • パスワードを使用して暗号化:読み取りパスワードを設定し、ブックを暗号化する
  • 読み取り専用にする:強制ではないが、開く際に「読み取り専用を推奨」することができる。

う〜〜ん、ややこしい。
※ちなみに「最終版にする」という機能もあるがこれは保護する機能ではなく、たんに「これは完成版ですよ」と知らせるためだけのものらしい。
マイクロソフトのHPより
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HA010354333.aspx

[最終版にする] には、自分が共有しているファイルが完成版であることを伝える働きがあります。 また、校閲者または閲覧者が不用意に文書に変更を加えるのを防ぐ効果もあります。
(中略)
[最終版にする] はセキュリティ機能ではありません。 最終版に設定されているファイルの電子コピーを受け取ったユーザーは、ファイルから [最終版にする] ステータスを削除すると、そのファイルを編集できます。